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 野菜を栽培する上での栄養分(一般的には肥料)の与え方を含む栽培方法を解説します。

1.水やり
2.栄養供給
3.植物が生長する仕組み

1.水やり
 発芽後は定期的に水やりをしますが、散水量には注意が必要です。水分が不足すると植物は生育に必要な養分を吸収できずに生長が止まります。また多すぎると根腐れしたり病気の原因にもなります。
 タイミングとしては、根元の表土が乾いてきた頃にまとめてたっぷりと与えるようにします。種まき直後の散水は種を流出しないように気をつけます。

2.栄養供給
 植物が生長させるために栄養(肥料)を与えます。肥料要素には「窒素(N)」「リン酸(P)」「カリ(K)」が必要とされていますが、家庭菜園でこれらをバランス良く施すのは比較的難しいかもしれません。一応、各要素の性質を簡単に説明しておきます。
窒素(N) 緑肥とも呼ばれます。葉や茎の生育を促す効果があり、全ての野菜に必要な肥料です。とくに葉菜類には欠かせません。
水に溶けやすい性質のため、雨などによって流出します。与えすぎると葉や茎ばかりがヒョロヒョロと徒長して根が生長しなかったり、果菜類の花や実がつきにくくなります。
#多量に施用して流出した窒素は環境へも悪影響を与えます。
リン酸(P) 実肥とも呼ばれます。花や実つきをよくする効果があります。多少多めに与えても悪影響はあまりありません。
カリ(K) 根肥とも呼ばれ、根の生長を促す効果があります。根菜類には重要な肥料です。


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